20230304_Come_cheeful_day

Come Cheerful Day　おいで良き日よ
～個性あふれる英国リュートソングの世界～

　何層にも重なった極細の絹糸のような音色を奏でる古楽器リュートと
　一つの声で作り出すリュート歌曲の親密な音楽空間
　17世紀のイギリスで流行したリュート歌曲の世界は
　作曲家ジョン・ダウランドを中心として豊かに花開きました

　詩人としても名をはせたキャンピオンのすっきりとした明るさ
　出版も手掛けたロセターの可愛らしいラブ・ソング
　リュートの超絶技巧を聞かせるモーリーの歌曲
　ダニエルのずっしりと重みのある悲しみの歌…… etc.

　ダウランドの影に隠れて演奏される機会の少ない
　しかし個性豊かな作曲家達が紡ぎだす
　色とりどりのリュート歌曲をお届けします（小倉麻矢）

2023年3月4日（土）　14:00開演　13:30開場
東京都民教会（東京／世田谷区）小田急線・京王井の頭線下北沢駅5分
アクセス　http://tokyo-citizenschurch.com/?page_id=39

＊出演＊
小倉麻矢（ソプラノ）
つのだたかし（リュート）

＊プログラム
ロセター　:
愛しい人よ戻っておいで Sweet come again
愛とはただ苦しむことなの？ What then is Love but mourning
モーリー :
不在よ私の抗議を聞きなさい Absence, hear thou my protestation
あのひとが泣いているのを見た I saw my lady weeping
A.ブリン　：
死よ私を優しく眠らせて O Death, rock me a sleep
キャンピオン　:
おいで良き日よ Come cheerful day
リュートにあわせてコリンナが歌うとき When to her lute Corina sings
R.ジョンソン：
森よ岩よそして山々よ Woods, Rocks, and Mountains
ラニアー :
泣かないで疲れ切った瞳よ Weep no more my wearied eyes
ダニエル :
悲しみよ心の中にいて Grief keep within
ピルキントン :
おやすみ可愛い妖精たち Rest sweet nymphs　他